サボン・クラシコ No.133

 動物性脂肪とココナッツ油、パーム油で作られた、塩析法を用いない以外はトラディショナルなカスティール石けんです。堅く保存性に富み、熟成が進めば進むほど濃厚な泡立ちで使う者を魅了します。コロール・ナランハはオレンジ片を配合しており、やや橙がかった色が特徴です。最初はやや泡立ちの良くない石けんでしたが、1年間の熟成で解消され、使いやすい石けんになっています。




製品の履歴(テスターは河野)

2018年3月16日(調製日)
2018年3月27日(PHテスト)
 泡立ち良、PH8、起泡性良好

2018年4月17日(1月後テスト)
 スムーズに泡立つが、いつものサボンクラシコに比べると泡立ちが弱い感じがした。泡は立つが柔らかくへにゃっとした感じである。熟成が進めばしっかりとした泡になると思う。しかし洗い心地は悪くなく、サラサラとした気持ちよい洗い上がりであった。

2018年8月25日(再テスト)
 サボンクラシコは割と凡庸な石けんという印象だったが、先につかったカノラエルと遜色ないほど、泡立ちが豊かで肌の感触もよく、熟成がすすむことによってより完成された石けんになっていると実感した。癖のない使い心地で、お肌がつるつるになった。これも自信を持っておすすめできる石けんになっていると思う。

2019年2月27日(アーカイブ収蔵前テスト・最終)
 しっかりと熟成しており、とてもスムーズによく泡立つ石けんになっている。滑らかで肌触りのよい泡で、洗い上がりもしっかりと保湿感が残り、肌がツルツルになった。硬さがあるので長持ちするように思う。特に気になる匂いなどもなく、安心して使うことができた。

<サボン・クラシコについて>
原料:石けん素地、グリセリン、粘土/(石けん素地)豚脂(日本)、水、ココナッツ油(フィリピン)、水酸化Na、パーム油(コロンビア)、水酸化K、炭酸Na/(添加物)オリーブ油(ポルトガル)、オレンジ片、ドロマイト(日本)、月桂樹エキス(トルコ)
けん化法:コールドプロセス方式
アレルギー物質(特定原材料・なし): 豚
SAA値:83(やや高い)
調製日:2018年3月16日


<その他のサボン・クラシコ>

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