南蛮渡来の「しやぼん」から発想した和の石けん 佐和山
石けんは安土桃山時代に南蛮貿易によって日本に伝えられました。公卿など上流階級のほか、関ヶ原の戦いでは徳川家康が将兵の健康維持のため使用を奨励した故事もあります。そこで国産化も試みられたのではと考え、当時入手できる製法、材料を念頭に製作した和の石けんです。なお、国内における石けん製造は、公式には明治4年の京都舎蜜(化学のこと)局が最初になります。「佐和山」の名前は、石田三成が、博多の商人から石けんを贈られた記録に着想を得た火坂雅志の小説「しゃぼん」から、三成の居城のあった山の名を冠しました。
在庫限りで販売を終了するため、以降はオーダーメイド石けんでの対応になります。
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「佐和山」は低刺激の太白胡麻油をベースにしています。そこに泡立ちの細やかな荏胡麻油、さわやかな香りのある蜜蝋、保湿性のあるひまし油、スキンケアオイルとして定評のある馬油のほか、当時でも南蛮貿易で入手できたオリーブ油とココナッツ油を加えて作り上げました。 本品は原材料にカリウム分を多く含むため非常に柔らかく、安土桃山時代に作られた当時の石けんにごく近い仕上がりとなっています。傷みやすく溶けやすいため、気になる方は小分けに切ってお使いになることをおすすめします。使用後は水気を切り、冷蔵庫に保管して早めに使い切ってください。 |
さらに「月輪(つきのわ)」と銘打って、月ごとにイメージした香りづけをし、保管用の専用ミニポーチに入れてお届けします。 |
佐和山 序 480円 原材料: |
佐和山 皐月 480円 原材料: |